Masa安藤の「アラスカで独り言」



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ガイアシンフォニー及び故・星野道夫さん

最近、ガイアシンフォニーという自主上演の映画の事が良く話題になります。この映画に付いては、お客さんやフリーダイバーの従姉妹から聞いたことがありましたが、私はアラスカに22年住んでいるため、日本でしか上映しないこの映画を見ることができません。いつかアラスカでも是非上映していただきたいものだと思っています。ただこの映画を見て、アラスカに思いをはせてくれる人々がいるのは私にとっては嬉しいことです。

うちはHAIしろくまツアーズ(はいしろくまつあーず)という一見ふざけた社名のため「白熊を見に行くツアー」についての問合わせが来ることがあります。この映画の影響もあって最近日本で良く話題になる写真家の故・星野道夫さんが撮っているしろくまの写真の一部はアラスカのほかの写真家のグループと一緒にカナダのチャーチルで撮ったものと推測していますが、アラスカではバローなどの北極海沿岸部で時々しろくまを見かけます。

この映画の監督が龍村仁という方であるということも実は2003年の11月に知ったばかりです。それはこの方が書かれた映画の制作に関する本で、特に星野さんにまつわることが書かれている本を知り合いの方が贈ってくださったからです。

この本には驚かされました。それは最近やっとまとまりを見せてきた私自身の人生上の価値観というか生き方と言うものとほぼ同じ事がこの本に書かれていたからです。

私は1982年ころからアラスカにきていますので星野さんは私よりも2年ほどアラスカ在住が長いことになります。私は星野さんが有名になってから一度空港で見かけた(取り巻きが多かったので敢えて挨拶には行かなかった)だけで、正式に会ったことは一度もありません。でも彼が無名時代から共通の友達や知り合いがかなり多くいて、彼らから互いの事は聞いていました。実は私はアンカレジの大学院で人類学とアートを少しやっていて、写真も少しだけかじったので、その関係で星野さんの知り合いを何人も知っていましたし、人類学では昔のネィティブの間での「熊」の持つ意味などを調べました。カラスについての伝説なども、日本のヤタの大ガラスと共通する所があり、少し調べたのですがあまりにも途方もない研究だったため途中で目標を変更しました。

このように彼とは直接接点はありませんでしたが、並行して似たような所を移動していたような気がします。だから、この本を読んでさらに間接的にいろいろ関わっているのだとおもいました。そういった意味で(こじつけっぽいですが)、龍村氏とも広い意味で間接的に関わっているのかもしれません。それは私が星野さんと間接的に関わっていただけでなく、ジャック・マイヨールとも本当に間接的にですが関わっていたといえるからです。

それは私とほぼ同じ年の従姉妹のダイバーを通してです。彼女はジャック・マイヨールの最後の愛弟子といわれていて、彼に名前をつけてもらったというダイビングショップを東京都、小金井市で経営しています。http://www.bigblue-ds.jp/aa_jack1.html 自身ではアプネアの世界大会に出たり、ハワイの大会で好成績を残したりしている現役のダイバーです。私は映画「グラン・ブルー(ビッグ・ブルー)」さえも見ていないのですが、以前彼女のうちに遊びに行ったときに彼女からジャック・マイヨールの話をずいぶん聞かされ、呼吸法の話等は武術の道にも通じると思い興味深く聞いていたことを思いだします。

といった感じで、ガイアシンフォニーも故・星野道夫さんも直接知らない私ですが、人生とは不思議な縁が絡み合って出来ているものです。
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by 814690 | 2004-05-19 14:46


アラスカ生活mo30年! アラスカが大好きで、そのアラスカの素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたいと願ってやまない男、しろくま代表:Masa安藤のブログです。
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