Masa安藤の「アラスカで独り言」



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北極圏のドライブツアー後半

フェアバンクスから唯一北に延びる道路、ダルトンハイウェイ北上の旅は続く。

今日はコールドフット北にあるワイズマンに立ち寄ってから、アティガンパスまでゆく終日ドライブだ。

まずはワイズマン。


d0143907_4102189.jpg村は小川の両側に二つに分かれていて、こちら側が新しい建物が多い部分。10月から2月中旬までの日照時間が極端に短いまたは日が昇らない時期以外は電気はソーラーパワー利用のようだ。


d0143907_4145322.jpgポストオフィスは橋を渡ったあとの後半の部分にある。


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これは村にあるB&B。ここにも宿泊施設はあり、夏になると大勢の観光客でにぎわう。




しかしワイズマンは人口13人の小さな村で、車で通り抜ける間に目撃した村民は、犬ぞりの犬たちに餌をやっている男性ただ一名だった。

d0143907_47852.jpg村にあるペプシの自販機が印象的。



d0143907_4161724.jpg夜訪れるかもしれない博物館などを案内した。


そのあと、再び冬のダルトンハイウェイを一路北に向かう。

d0143907_418626.jpg太陽がダイヤモンドダストに当たってサンドッグと呼ばれる現象を見せてくれる。




d0143907_419394.jpg信州にも似た山並みを抜けると、岩肌がむき出しになっているスカ(ク)パック・マウンテンだ。




d0143907_4193488.jpgここでトイレ休憩と写真休憩をしてひとしきり遊んだあと、

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また北上を続ける。。
どんどん登る。


d0143907_4212499.jpg最北端のホワイトスプルース(白トウヒ)をすぎ、





d0143907_4222467.jpgどんどんと登るとアティガンパスの手前のシャンダラーシェルフに到着した。ここはフィンガーマウンテン同様いつも強い風が吹き抜け、体感気温がマイナス60度以下になる。




しかしこの日は違った。気温はマイナス20度くらいなのだが、不思議なことに風がなく、寒風吹きすさぶ寒さに慣れた我々にはとっても温かく感じるのだった。


d0143907_430915.jpgサンドッグも見れるし、遠くにはカリブーも昼寝をしたり遊んだりしている。




d0143907_4355787.jpgそうとなった屋外でピクニックランチだ。




d0143907_4383455.jpg我々も動物たち同様、雪の斜面を転がって遊ぶ。
グループフォトも撮って、遊びまくる。
通りすがりのトラッカーたちはうらやましそうにおや指を立てて挨拶してくれる。

おーたのし。





d0143907_4405075.jpgひとしきり遊んだら、今日の目的地アティガンの頂上へ向かう。




d0143907_4413021.jpgアティガンの頂上には別に立札があるわけでもなく、ただ登った後は下っているだけだ。



運転手のバーバラもとても楽しそうで、本来ツアーはこの頂上までなのに、もっと先まで行ってみたいと言い出す始末。



それでわれわれはガルブレイスレイクまで行ってみることにした。


d0143907_4432377.jpgパイプラインとダルトンが平行してどこまでも続く。




d0143907_4444549.jpgさらに続く・・・。


d0143907_4452518.jpg思ったとおり山の反対側の景色もそれは素晴らしく、実際にはもっと北まで。。。。そう、北極海まで行ってみたいと思った。


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夏に北極海までゆくぞ!!と強く思うのだった。





d0143907_4473980.jpg夜のワイズマンのツアーはつもどおりジャックさんの自宅訪問だ。彼もマスコミなどでかなり知られるようになり、だんだん説明を端折るようになったが、事前に彼のことを説明しておいたので、参加者たちはみなこの極北での自給自足生活に驚いていたようだった。



ソーラーパワーの力おそるべし、だ。もちろん設備投資にかかる金額もかなりのものと思うが…。



オーロラはあやしくおぼろな旅だったが、北極圏の面白さは120%体験した。



d0143907_4484126.jpgそれに楽しもうとする参加者たちのポジティブな意気込みは旅の面白さを10倍に引き立ててくれた。



この場を借りて彼らに感謝したい。

また来年の春も、北極圏の旅、行くぞ!!!

しろくま
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by 814690 | 2009-02-24 04:54

北極圏と冬のブルックス山脈への旅


d0143907_161217.jpg北極圏のドライブツアーは今年も寒かった。




フェアバンクスから唯一北に延びる道路、ダルトンハイウェイ(正確にはエリオットハイウエィの先に続くのだが)の途中にあるアメリカ大陸最北のトラッカーたちのドライブイン、北極圏コールドフットへのドライブツアーにアテンドした。


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d0143907_1641468.jpg主催会社のノーザンアラスカツアーズは我々8人のみの専用車仕立てにしてくれたので、通常より1時間ほど遅い午前8時過ぎにフェアバンクスを出発した。


途中のスーパーで昼食と水類を購入し、午前9時少し前に私たちを乗せたバンは町を出て北へ向かった。



アラスカを縦断する石油パイうラインが見えた後、フォックスを越えて郊外にでるとすぐに道脇の空き地に重機がごろごろとあるで捨ててあるように置いてあるのが目につく。これは夏の間、金を掘るために使う道具なのだと運転手のバーバラが説明してくれる。

フェアバンクスには観光客目当ての外輪船の運航で一財を築いた、ビンクリーという一族がいるが、その瓶クリー氏は金鉱も持っていて、夏の間は金を掘ってもいる。

いまは40トンの石を掘り出して、やっとこさ450gくらいの重さの金が取れるのだということだ。

そんな中に先日UAF/IARCのツアーで話をしたCRLLトンネルがあり、そこを通過する。

エリオットハイウェイは結構続くが、トロバナ温泉から流れるトロバナ川の橋を渡ってへ少し行くとJames W Daltonハイウエィの入口に来た。


d0143907_1673100.jpgとうとうこれから北極圏コースの始まりだ。



真っ白な大地に延びる道路に沿って並走するパイプラインとの道行きは、何もない厳寒の大自然の中を行くのに比べて、少し気楽なのである。人工物は無機質だが、そこは人の手が入っているというある種の安心感をもたらしてくれるのだ。

自然の中を行っていることは間違いないが、道があるということはそこに人がいるということだ。

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厳冬の中でそり遊びをし、





d0143907_16354252.jpg樹氷と遊び、





d0143907_163731100.jpg凍った川に立ち(オーバ-フローの水に足を突っ込んでしまった)、





ユーコン川でカラスと遊び、d0143907_1620213.jpg




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寒風吹きすさぶフィンガーマウンテン(体感気温マイナス100度か)を登り、




d0143907_16215613.jpg珍しく風の吹きぬける北極圏境界線で、記念写真を撮り






しばらく行くと噂の男がいた。

山口氏である。アラスカを徒歩で縦断したのは登山家の栗明正寿氏が有名だが、この山口氏は南米からずっと徒歩でアラスカまでやってきて、徒歩で北極海までゆくという。よりにもよってこの極寒の時期にダルトン入りしたらしい。

ちょうどその頃、12月のクリスマス前に寒波が来て、フェアバンクス付近はマイナス50度以下になったのだが、さすがにそこまでの寒さには耐えられなかったらしく、リヤカーを置いてしばらく行方不明になっていた(ホワイトホースにヒッチハイクして行っていたという話だ)が、また最近再開したという。

ダルトンハイウェイは小さな上り下りの多い道なので、ここをリヤカーで行くのはかなり大変なことと思う。特にアティガンパスは風が強く、上りはかなり大変と思うが、くだりではもっと危険且つ大変なのではないかと思われる。

車を止めて挨拶をするとしろくまのことを知っていた。ガイドブックで見てくれていたらしい。きっと日本の味がよかろうと思い、せんべいを2枚くらい渡して激励を贈った。

無事に目的を果たして元気で戻ってくることを心より願っている。




d0143907_1624322.jpgその後しばらく行ってコールドフットに到着した。午後6時半。



宿泊はトレイラーハウスを改良したようなユニット形式の簡易住居的ホテルのスレートクリークインだ。

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もちろんこの地まで来ると電気も水道もないので、電気は自家発電、水道は井戸水である。



続く
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by 814690 | 2009-02-16 16:25

JALAPAKの特別企画ツアー続き

というわけで1週間遅れだが、続きをお話ししよう。




1月30日はあいにくの雪模様で、あきらめた人たちもいた。




ツアーに参加した人たちは厚い雲にさえぎられてはっきりとしたオーロラは見れず、雲の上に光るもやもやを目撃しただけに終わった。



ツアー参加者には悔しさが募る体験だっただろう。しかしこれもツアーの体験の一部だ。
旅は楽しいことばかりではない。悔しい思いだってするし、寒い思いだってする。


別行動でチナ温泉周辺に行っていた写真家の中垣氏の話では、実はこの日は午前3時ころから少しづつ晴れ間が見えだし、午前5時ころには動きはないがぼんやりとしたオーロラが見れたという。



そして1月31日になると晴れてきた。今日は昼ころからチナ温泉に行き、犬ぞりや雪上車や温泉入浴などを楽しみながらオーロラを待つという趣向だ。


滞在時間が長いのでみな積極的にオプショナルツアーを楽しんでいる。雪上車も5台でフル稼働するという。



温泉も屋外の岩風呂などに殺到するかと思いきや、みなマナー良く順番に入浴していた。


チナ温泉では地熱を利用したエネルギー再利用プロジェクトが進行中である。そしてこの「地球環境を学ぶ旅」のグループに特別に、今回初めて用意されたのが日本語の「Renewable Energy Tour」(無料だよ無料。フリーオブチャージ、チナ温泉の粋な計らいである)なのだ。


参加者全体の半数以上の人たちがこのツアーに参加してくれた。次回は全員の参加を期待したい。


そんなわけですぐに暗くなり、夕食時間になり、オーロラの時間となる。


















しかし待てどもオーロラはでない・・・・。


明日は朝8時に出発なので早くホテルに戻らなければばらない。 残されたわずかなチャンスに皆が期待する。



しかし待てどもオーロラは見れず晴れた空には星だけが輝く・・・・。






午前1時、帰る時間だ。

オーロラがうっすらと見え始めた!!




このオーロラがダンスしてくれれば・・・。皆の強い要望により運転手に頼んで時間を延長してもらう(実はそうなるかもしれないことを想定して、予め時間延長可の時間でバスを手配をしていた)。


あとで手配会社(もちろんHAIしろくまツアーズ)に請求がくると困るし。




そうしたら、辛抱の甲斐あってオーロラがダンスしてくれたのだ。

その揺らめきに感動のざわめきをが沸き起こる。オーロラは有終の美を飾るにふさわしいダンスを見せてくれた (下の写真は中垣氏の写した初日スキーランドでのものだが、この日はそれよりもよかったということだ)。



やはりしろくまの日ごろの心掛けが良いものだから、すべてうまくゆくものだ。ガイドも晴れ女二人にしたし、自分も晴れ男だし、自分がガイドをしてオーロラが見れなかったことはこれまで一度もないし。



2月26日からの2弾目は(Boys! Be anbitious!!の)北大と(毛利衛宇宙飛行士が館長をしている)東京未来館のグループだから、アカデミックな意識もきっと高いであろう。

第1弾は早くに売り切れたが、第2弾もほぼ満席で空席はあとわずかと聞いているので、興味あるものは急いだ方が良いだろう。


d0143907_17191662.jpg写真は中垣氏が撮った初日のスキーランドでのものだ。




冬はしろくまらしく、これから北極圏に出かけるしろくま
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by 814690 | 2009-02-10 17:26


アラスカ生活mo30年! アラスカが大好きで、そのアラスカの素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたいと願ってやまない男、しろくま代表:Masa安藤のブログです。
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