Masa安藤の「アラスカで独り言」



<   2010年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧


『地球を遊ぼう!』在庫切れです。ごめんなさい。

A-Worksというマイナーな出版社がある。
http://www.a-works.gr.jp/menu/menu.html

しかもここから出る本はかなり偏っている。

ただしかなり面白いのが多い。

例えば「World Journey 世界一周しちゃえば?」と言う本。

一見軽い。


しかしここには著者の経験が短い言葉と写真の中に詰まっている。

軽そうに見える一言一言に意味が凝縮されている。そういう意味では俳句かもしれない。でも俳句とは違う彼流のリズムで言葉は語られる。

例えば「ラブ&フリー 世界の路上に落ちていた言葉」も。

一見何気なく並んでいるその一つ一つだが、波長を合わせるとわかるすごい世界がある。

それは世界を旅した著者が自分でそこに行って、匂いをかいで、雑音を聞いて、五感で感じて、自分の目で見つけた言葉だ。

どれもがPriceless。それが簡単にさりげなく並んでいるのだ。

私なら(この文章のように)『どうだ!』と肩肘張って書いてしまう内容のことも、彼はわざとさりげなさを装っているのかとおもえるほど、彼は全く出し惜しみもせずさらっと語る・・・・。

そんな私にはない、わたしにはどうにもならない部分に、カッコイイ、と思ってしまう。

今度出た『地球を遊ぼう!』は「究極の旅ガイド」だそうだ。

このしろくまもアラスカの部分にのみ関与した(その証拠にしろくまが紹介されておるのじゃよ、ハッハッは。なんだ、宣伝か〜、と思うなかれ。んなんではない。著者が偶然自分で選んだのがしろくまだというだけのこと。金は一切払っておらんぞ)。

アラスカの部分は大体の内容は知っているが、本はまだ見ていない。それについこの間原稿チェックしたばかりなのにもう出版されている。すごいスピードだ。

もし興味がある人がいたら是非読んで、感想を教えてほしい。
www.haishirokuma.com から連絡するか、このブログに返信してくれるとありがたい。

ただ惜しいことに一時的に在庫切れらしいので、手元に届くまでにしばらくかかるかも。

著者は自由人、高橋歩。彼の体験を元に「旅のプロや現地ガイドたちのナマ情報を集めて作られた、地球を遊び尽くすための完全ガイド『地球を遊ぼう!』です」と紹介されていた。
http://www.a-works.gr.jp/chikyu/

日本にいる方はきっと手に入れられるであろうが、アラスカのしろくまがこの本を手にするまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
[PR]
by 814690 | 2010-01-30 04:26

シシュマレフの海岸浸食の原因は最近の地球温暖化ではない?



少し前、テレビなどの一部マスコミでアラスカ北東部のシシュマレフの海岸浸食が最近の地球温暖化の証拠として報道されたことがあった。

ここの海岸浸食で家屋が倒壊している映像を使って、これが温暖化による凍土大規模融解の証拠として報道されていたと記憶している。多分「北極の氷が解けてシロクマが絶滅の危機に瀕している」という報道と同じ頃だったと思う。氷河の氷が崩れる映像を見せて、「地球は温暖化している」とこれがあたかも証拠(ではありません)のようにナレーションをつけるテレビ局があったのもこの頃だったと思う。

それ以来人々の頭の中にはこの記憶が埋め込まれ、アラスカに住んでいると言うだけで、「しろくま」と名乗っているだけで、日本からアラスカを訪れる人たちの一部の人から、このシシュマレフのことやシロクマ、そして氷河崩落の話を聞かされた。

シロクマの話や氷河の話に関してはその報道内容の間違いは明白なのだが、シシュマレフの海岸浸食に関してはずっと疑問に思っていた。

そこで今回国際北極圏センターの専門家と話をする機会があったので、この情報に関してお聞きしたところ、この情報が「正確ではない」ということを説明してくださった。

説明によると「北極域での海岸浸食」は今に始まったことではなく、最近の地球温暖化の影響で始まったものでもなく、「過去1万年間継続して発生している」ものなのだそうだ。

そしてこのためシベリア北極海沿岸ではいくつかの島が消失しているといううことだった。

またこの海岸浸食は「熱融解の後に、活発な沿岸浸食で融解堆積物が移動し島から運び出さ れることで、ほぼ垂直の崖を保持したまた後退している」ことなども写真や資料を見せていただきながら説明をいただいた。

加えて「氷河や海氷野と異なり、永久凍土では大規模融解は発生していない」という研究発表も見せていただいた。

これは「地中への表面温度の伝播は遅延することや、活動層下部の高含水比の層が存在することで、永久凍土の下方および上方からの融解は起こりにくい」からなのだそうだ。

また、「森林火災などで表面を覆う熱伝導率の低い有機層が焼失すると、永久凍土
の上方からの融解が進行する。そしてその融解に伴う土壌水の過剰供給などで地表面に滞水が起こり、それにより地表面熱収支バランスが失われ、その結果として永久凍土の大規模融解が発生することがある」ということも教えられたが、それも森が元に戻ることにより融解も減少するということだった。

そして「 北極海沿岸地域では側面からの熱浸食と沿岸流による海岸浸食とが複合して、大規模な浸食が進行している」事実はあるということ。

最後に「カナダで発見された地表面付近の地下氷を伴う永久凍土は、70万年以上継続して存在していて、過去の2回の氷期-間氷期サイクルでも融解せず存続し続けたことから、一部数値モデルで予測された今後の永久凍土大規模融解は起こり得ないことを示唆している」と彼は結論づけていた。
(詳細に興味がある方は個人的にご連絡ください)


とにかく、もし我々の生活環境が温暖化しているとしたら、それは「生活環境温暖化」であり、「地球温暖化」と言う言い方は正しくないようだ。個人的に言えば、アラスカに住む私の生活環境が温暖化しているという実感はないのだが、仮に地球規模で温暖化が進行していたとしても、それはやはり「大規模生活環境温暖化」であり、地球温暖化と言う言葉に強いて近づけるとすれば、それは「地球表面温暖化」であろう(むろん地球の中心はそれ以上温暖化できないほど熱いのであろうが・・・)。

科学は諸説紛々ありながら、ある一定の流れに乗って変化して行くものであるから、地球温暖化を科学的にとらえようとすれば、その可否や考えられる原因も様々な意見を持つ科学者たちが、公正に自由に意見を出し合える状況こそが健康的な姿であると思う。

それを国や一つの組織が、「温暖化」と決めつけて、義務を課して行くなどと言うのは、科学的には正しくなく、それはもはやポリティクス以外の何者でもなくなっていると言う意見に私は賛成する。

地球温暖化と言う言葉がポリティクスとして使われてしまって以来、「正しい地球温暖化の捉え方」は失われ、「本当の意味でのエコ」、を正しく捉えられない状況に人々が置かれているのではないか。温暖化に関する諸説を見ようにも、それらを身近に見つけられない状況になっているのではないか、と思う次第である。

しろくまd0143907_273072.jpg
[PR]
by 814690 | 2010-01-19 02:08

春は曙

やうやう白くなりゆく山際. すこしあかりて、 紫 だちたる 雲の細くたなびきたる。

とはいうものの、アンカレジでは出勤する午前8時半ではまだ曙でもない。d0143907_754112.jpg



だいたい日の出が11時過ぎないと見れない(日の出の時間は午前10時のはずなのに・・・陽が低すぎるんだね)。


といっても


冬はつとめて
雪の降りたるは言ふべきにもあらず
霜のいと白きも またさらでも
いと寒きに・・・・

d0143907_771019.jpgでもないか?




昼になりて ぬるくゆるびもていけば・・・・
d0143907_78189.jpg
(向こうに見えるはフラットトップ)



やっと最近昼の日射しをわずかに暖かいと感じる程度になってきた。

日中暖かさ感じるまでもう少しだね・・・・。

しろくま
[PR]
by 814690 | 2010-01-14 07:10

2010年の抱負

アラスカよりあけましておめでとうございます。


初春の日射しを受けてピンクに染まるマッキンリーを臨む、ヒルトップスキー場(アンカレジ)よりご挨拶いたしております。
d0143907_12144770.jpg
今年の年末年始はいつものように平和に過ごさせていただきました。





アラスカですから正月でも日の丸ではなく星条旗のたつご近所です。
d0143907_1213220.jpg



しろくまの周辺では「タイガーウッズが奥さんに9アイアンでひっぱたかれた」とか、しろくまと同じ年の「マイケル・ジャクソンの映画がすばらしかった」だの、「AVATORっていうアニメがすごく良かった」だのという話が聞こえていたが、まだ良くわからないでおります。

しろくまにとってちょっとうれしかった話と言えば、我が友佐野シゲヒロさんがK-1のリングで歌ったと言う(噂を聞いたがまだ映像は見ていない)ちょっとミーハーな話と、ディズニークルーズが2011年からアラスカに来る(と言う話をかなり確実な筋から聞いた)などもっとミーハーな話でございます。

そんな訳で本来年末年始で超忙しいはずの旅行の仕事も、それほどというわけでなく、普通にクリスマスと正月を休んで迎えられたのは、果たして良かったのか悪かったのか・・・。

こんなことで今年は大丈夫なのかと言う不安はあれど、無事に年も越したし、剣道と居合道の初稽古は参加(というか主催)したし、新年会も参加(というか自宅で開催)したし、マッキンリーを見ながら初滑りもしたし(上記写真)、至って健康であるし、まあ良いのではないかと思っているのであります。

まだまだ不景気は続くと言うことだからこんな時は焦らず、サービスの向上、内容の充実、改善、そしてこれまでしたくてもできなかった新しいツアーの企画・開発などに力を入れようではないかと思う次第です。

そのためには家族、友人、そして一人で、いろいろなところに行き、自信でいろいろ体験して、その中でより面白かったものを皆さんに紹介して行くのが良いのだと思う。

そしてもっと多くの人々にアラスカのすがらしさを伝え、もっと多くの人がアラスカを好きになってくれるように努めるのだ。(やっといつもの口調に戻ったぞ)

う〜ん。考えるだけで楽しいぞ!

遊びが仕事って言うのは本当に良いものである。

遊びに行きたい人、ご連絡くださいね!



2010年正月のしろくまよりd0143907_1251436.jpg
PS. これらシロクマの毛皮はアメリカでシロクマの狩猟が規制される前に捕られてしまったかわいそうなシロクマ君のものである。シロクマが滅亡の危機に瀕しているのは温暖化よりもむしろこのような狩猟によるものであると私は強く思っているんだなぁ・・・。
[PR]
by 814690 | 2010-01-08 12:19


アラスカ生活mo30年! アラスカが大好きで、そのアラスカの素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたいと願ってやまない男、しろくま代表:Masa安藤のブログです。
カテゴリ
全体
未分類
以前の記事
フォロー中のブログ
リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧