Masa安藤の「アラスカで独り言」



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先週のチナ温泉

さて、フェアバンクス訪問の第一番の先は年に一度は訪れるチナ温泉だ。

ここの硫黄泉でのんびりするのは、今や自分の年中行事となった。

マネージャーのM氏へのお土産はレトルトのカレーとさんまの蒲焼きの缶詰。そして手配を一手に担当しているTさんには「やまやの銀ダラの粕漬け」だ。

話はそれるが、個人的にはやまやの粕漬けは世界一うまい粕漬けの一つではないかと思っている。

アラスカらしさで言えばここのユーコンキングサーモンの粕漬けだが、ここの銀ダラの粕漬けはえも言えぬうまさなのだ。

ユーコンキングサーモンの粕漬けは、他には絶対にない世界唯一だし、味も絶品である。しかし銀ダラよりもキングの方が高額なのと自分の好みで、今回は銀ダラにしたが、機会があればユーコンキングも是非試してもらおうと思っている。(考えただけでよだれが・・・)

閑話休題。

チナ温泉はフェアバンクスから来るまで約1時間15分から1時間半離れた、チナホットスプリングスロードの最終地点にある。チナホットスプリングスロード沿いには、キースおじさんのいるシャンダラー牧場や、無口な巨人エドと、優しい女性ドッグマッシャー、パットさんのいるケンネルなどあり、ツーリバーズという小さな町もあるが、26マイルから先はチナ・レクリエーションエリアになっていて、電気も水道もない世界になる。

もちろんチナ温泉には公共の電気や水道、下水、ゴミ処理がないので、全て自家製でまかなっている。

これがチナ温泉のすごい所なのだ。ここには発電所があって、地熱(というか温泉水)を利用して発電していると言う事だ。それもたった55度くらいのぬるいお湯で発電していると言うから驚きである。その地熱発電を利用して、グリーンハウスで野菜を作り、レストランで新鮮なグリーンサラダを宿泊客に提供している。確かにここのサラダはうまい。多分冬ではアラスカで唯一の自家製野菜だろう。

水道は井戸水だから硫黄臭があるが、旅に出ると便秘気味になる僕にとっては最高に適した水で、お腹がすっきりするし、肌もつるつるになる。化粧水としてもよいらしい。

北極圏に行く前にここで水道の水をがぶがぶ飲んで、健康に備えるしろくまであった。



d0143907_10124680.jpg今年は駐車場の前に大きな雪だるまが展示されていた。その向こうにシグニチャールームの建物がある。


d0143907_1023634.jpg
門を入ってすぐ右にアイスミュージアムがあり、その向こうにグリーンハウス、そしてこのムースロッジがある、1階にムースとカリブーの剥製がかざられているのでその名前があるということだ。




d0143907_10141194.jpgレストラン&バーとフロントデスク&ギフトショップのある棟もシグニチャールームと同様に趣のある建物だ。




d0143907_1016278.jpgオプショナルツアーを申し込んだり、オーロラ待機もできて、カフェ件コンビニもあるアクティビティセンターの建物(スタッフのオフィスもこの建物にある)



ホットスプリングの写真はウェブサイトで見れるので割愛するが、岩風呂のお湯はきれいで、温度も丁度良く、非常に心地良かった。

そして最後に、チナのM氏を誘ってレストランで食べた新メニューのタイ風カレーのレッドとイエロー。どちらもうまかったぞ!
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by 814690 | 2011-02-23 10:23

月の光とオーロラの織りなす幻惑的な風景

北極圏ツアーの話の前に報告がある。

友人、大野成朗(おおのなるお)くんが、EPSONのフォトグランプリで、
なんと
グランプリを受賞した!

大野成朗くん、おめでとう!

http://www.epson.jp/ec/campaign/contest/gp/2010/gp_n_1.htm

「やっと、やっと、日本一になれました(^^)v
 
これからですね、夢である「写真家」への旅は。」

と言うコメントをもらった。いや、もう彼の技術は立派に「写真家」といえるものがある。


始めて彼と出会った頃の作品に比べて、最近の彼の作品には技術的に格段のさえがある。

今回グランプリに輝いた3枚の組み写真のうちのアラスカのオーロラはその中でも秀逸だ(もちろん個人的な偏見もあるが)。

アラスカの風景はすごくシュールで幻想的に見えるので、絵や写真にすると合成に見えたり、わざとそういう風に表現しているかのように見える。

しかし、実は現実がそのまま表現されている事が多いのである。


多分審査員のお二人はこの事実を知らないのではないかと思うが、そんな事に関係なく、 彼の今回の作品は、実にシャープで幻想的なすばらしいもので、絶賛に値する。

特にすごいのは、極彩色でないオーロラが、幾重にも重なって光るという現象は、オーロラ活動が活発な時より、そうでない時期に多く、これはその時期だからこそ撮影できた貴重な作品だと思う。

通常こういう時はそれほど光が強くない事が多いので、月の光に負けてしまったり、逆に露出過多になって、ぼやけたオーロラ写真になったりるのだが、さすがに彼の技術は違う。

ほとんど緑色だけのオーロラで、一見地味だがこれだけ幾筋も出ていて、その線が細く、その一つ一つがくっきりと強い光となっている状況はあまりないと思う。

こういう風にオーロラが出る時期は限られているしかないかもしれない上に、月の光に負けない強い光を放っている稀な状況だ。この千載一遇のチャンスに巡り会える事自体がまずすごいと思うべきであろう。

月の光が無くて、オーロラの光が弱かったら、写真がくらくなって、ぼんやりし、且つ星がいくつも写ることになるだろう。

月の光があるからこそこういう幻想的なオーロラのある風景を撮ることが出来る訳だ。

これからの更なる飛躍と活躍を期待する。
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by 814690 | 2011-02-19 11:53

俺の憧れ、ケイト・シュガック

デイナ・スタベノウというアンカレジ在住の推理作家がいる。これは自慢だが、僕は彼女のいるオフィスの場所も知っている(実は私の友人の家の隣なのだ)。

d0143907_11161423.jpg彼女はアラスカネイティブ(アリュート人)の捜査官、ケイト・シュガックを主人公にしたシリーズを書いている。第一作「A Cold Day for Murder」は日本では「白い殺意」と言う題名で出ていて、アメリカの推理小説クラブだったかに賞をもらっているくらいの傑作だ。



僕にしてみると、この小説に出て来る場所は全て空想の中のものではなく、現実に存在する場所ばかりであり、作品内では多少名前を変えてあっても、それがどこかちゃんと分かるので、とても現実味があり、読んでいるとついつい引き込まれてしまう。

例えば彼女はとある国立公園の中に入植してして住んでいるのだが、そこはシャケの遡上して来る600マイルのカニュヤック川が近くを流れていて、ニニルトナ村が近くにあって、プリンスウィリアム湾から風が吹いて来るらしい。これを聞いただけでこの川の本当の名前も、村の名前もそしてその公園の名前も大体想像がつく。

また、ダウンタウンのシェラトンホテルやキャプテンクックホテル、ダウンタウン・デリも出て来る。それ以外にもちょっとだけひねってあるけど、ちょっと考えると分かってしまう場所や店の名前なども多い。

ボーイフレンドのジャックの住んでいる、コースタルトレイル沿いの自宅などは、目をつぶるとその家のイメージが具体的に浮かんで来るのだ。

もちろん僕はこの身長150cm、ロングヘアで人見知りの美人(元)捜査官に密かに憧れていて、いつかこの小説をモデルにした映画ができないかと期待している。

彼女は非常にシンプルなライフスタイルを送っている。着ているものももちろんシンプルで、僻地に住んでいる関係上、下着からジャケットまで通信販売に頼っていて、ぼろぼろになるまで着るのだが、彼女のアウトドア用の衣類が僕も愛用しているエディバウアーだったりする記述があると、何故かとても嬉しくなる。

最近の巷では男らしい男は女性にはモテないはずなんだが、彼女はそういうヤツが好きらしいと言う所も、ちょっと嬉しい所である。

さて、そんなケイトも愛用しているエディバウアーのジャケットをバッグに詰めて、先週はフェアバンクスと北極圏へ行って来た。ダウンも持たずにかなり薄着に見える出で立ちでの旅だ。次回はこの模様をお伝えしよう。
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by 814690 | 2011-02-18 11:17

これから数日間、オーロラが期待できそう。

今日、太陽で大きな爆発があって、明日か明後日からオーロラがすごく良くなるらしい。でもあいにくフェアバンクスは曇りか雪の予報だ。アンカレジの方が少し良い様なので、もし晴れ間が出たらオーロラが見れるかもしれない。

アラスカに今いる人たちはこれから数日間、夜の空に注意していてほしい。

では今夜、良いオーロラが見れる事を心より願って!
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by 814690 | 2011-02-17 12:20


アラスカ生活mo30年! アラスカが大好きで、そのアラスカの素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたいと願ってやまない男、しろくま代表:Masa安藤のブログです。
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